債務整理おすすめランキング
弁護士や司法書士に相談する前にチェックしておきたい債務整理の注意点
”確かな目”を持ち、自分に合っている弁護士・司法書士を選ぶことがポイント
お金の問題を解決したいと考えた時、上記のようなことを心配ごとはないでしょうか?
2006年に過去に遡って過払い金を返還できるような裁判の実例が出てきたことにより、これまで”食えなかった弁護士”による過払い金のビジネスが加速度的に広がりました。それにより、詐欺と言われても仕方がないようなぼったくりの費用を請求する弁護士なども出て悪質な債務整理が横行しています。
今、弁護士やこれまで仕事がそれほどなかった司法書士まで過払い金の返還請求を含めた債務整理が出来ることになって今まで敬遠されてきた債務整理で報酬を得るビジネスが人気を集め、業界全体でも潤っている状態です。
このように過払い金返還請求のビジネスが広がったことで債権者の味方であるはずの弁護士や司法書士はサラ金業者とタッグを組んでいわゆる整理屋のような役割で儲けようとしている士業の人がいるのも事実です。弁護士の偉い先生だから安心、司法書士の方だから心配ない、信頼できると考えていては痛い目に合う可能性が大いにあります。
消費者金融やカードローンで多額のお金を借りてしまい、お金に困っている人に対して、さも助けてあげているという立場を見せながら実は多額のお金を受け取っているような実態があります。司法試験で多くの合格者を出したこともこの過払い金の返還による高額報酬を得るビジネスが大きくなった理由でもあるでしょう。食い扶持のない定収入弁護士がどうしようもなく債務整理業界に入ってきているのです。
しかも本来弁護士や司法書士など資格のある人が業務を行うべきことを資格のないスタッフやアルバイトが行うこともあり、債権者には見えないところで本来あるべき姿はなく、儲け主義の実態がそこにはあります。
ですので、これから債権者はお金を借りるときだけでなくお金を返す、債務整理を行うときでもしっかり”堅実な目”で弁護士や司法書士を選ぶ必要が出てきています。
当サイトでは債務整理における「悪質な整理屋=不誠実な弁護士・司法書士」を見抜く術をお伝えしつつ、本当に良心的な弁護士・司法書士の事務所をどう選べば良いのかを解説していきます。なお、最寄りの地域から弁護士や司法書士などの法律事務所などを網羅的に検索したいという方は姉妹サイトの「債務整理サーチ」も借金返済、債務整理のお役にたてると思いますのであわせて参考にしてみてください。
債務整理とは
消費者金融や銀行、クレジットカード会社からのキャッシング・カードローン、闇金からの借り入れ等がある方が弁護士や司法書士を通じて債務者と交渉を行い、減額したり返済期間を変更するなどして着実に返済できるような道筋をつけるような「任意整理」、裁判所に破産申告を行う「自己破産」や「個人再生」を総称して債務整理といいます。貸金業法の改正、過払い金に関する最高裁の決定を受けて出資法と貸金業法との間のグレーゾーン金利で借り入れがあった場合は再計算して過払い金として返還請求するところも債務整理の業務の一部として行われます。

監修者プロフィール
監修者:牧村和慶
2010年頃、貸金業務取扱主任者がすすめるカードローン、多くのキャッシング比較サイトなどの情報を鵜呑みにしてしまって多重債務に陥った方の話を聞く機会があり、無理な借り方をしている困っている方の多さに気づかされ、任意整理や自己破産、特定調停などの債務整理について取材を重ねる。出資法と利息制限法の間にあったグレーゾーン金利、闇金、多くの問題が残る中、最高裁の過払い返還の判決が下されたことで過払い金請求が行えるようになったことで一定の解決方法が確立されてはいるが、それが弁護士や司法書士のビジネスチャンスとなり悪徳士業の先生が出始めるなど新たな問題がでているため当サイトを立ち上げる。
CRINによる信用情報の共有と総量規制によるお金を借りられるハードルが上がる中でも多重債務は減らないので正しい・賢いお金の借り方と解決策を伝える思いで当サイトを運営。
※当サイトに掲載する弁護士、司法書士の情報は、日本弁護士連合会、日本司法書士連合会の情報を参考・引用しています。
全国の法律事務所・司法書士事務所 比較表
全国の主要な弁護士・司法書士の法律事務所・法務事務所の料金プランを中心に比較しました
事務所名 | 種別 | 相談料 | 費用・料金 | 特徴・サービス | 管理人の コメント |
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着手金 | 基本報酬 | 減額報酬 | 過払い 報酬 |
自己破産 | 個人再生 | 分割払い | 全国対応 | 休日対応 | ||||
杉山事務所 | 司法書士 | 無料 | 無料 | 50,000円~ | 要確認 | 20% | 250,000円 | 300,000円~ | ○ | △ 一部地域除く |
年中無休 | 過払い金の請求なら満額取り戻す実績多数 |
アヴァンス法務事務所 | 司法書士 | 無料 | 無料 | 1社50,000円~ | 無料 | 20% | 250,000円 | 280,000円~ | ○ | ○ | 年中無休 | 大手の事務所。他社より安い任意整理が可能です |
はたの法務事務所 | 司法書士 | 無料 | 無料 | 1社20,000円~ | 11.0% | 12.8% | 250,000円 | 要確認 | ○ | ○ | 年中無休 | 24時間対応、女性専用窓口もあるので女性でも安心して相談できます |
東京ロータス法律事務所 | 弁護士 | 無料 | 1社20,000円 | 1社20,000円~ | 11.0% | 22% | 440,000円~ | 660,000円~ | ○ | ○ | 応相談 | 全国出張対応で土曜の相談も可能。和解後の送金代行にも対応。 |
名村法律事務所 | 弁護士 | 無料 | 1社20,000円 | 1社20,000円 | 11.0% | 22% | 440,000円 | 550,000円~ | ○ | ○ | 応相談 | 全国出張対応。和解後の送金代行に対応。 |
アディーレ法律事務所 | 弁護士 | 無料 | 1社40,000円~ | 要確認 | 11.0% | 22% | 291,600円~ | 410,400円~ | ○ | ○ | 年中無休 | ナイツがCMで宣伝する大手の法律事務所です。全国に支店があります。 |
ITJ法律事務所 | 弁護士 | 無料 | 1社14,800円 | 1社19,800円~ | 11.0% | 22% | 300,000円 | 346,000円~ | ○ | 要確認 | 土曜のみ | 債務整理だけでなく幅広く相談できる大手事務所です。 |
新大阪法務司法書士事務所 | 司法書士 | 無料 | 1社11,000円 | 1社 11,000円 |
11.0% | 22% | 250,000円~ | 350,000円~ | ○ | ○ | 平日 | 任意整理ならリーズナブルな料金で依頼できる。 |
サンク総合法律事務所 | 弁護士 | 無料 | 1社 55,000円 |
1社11,000円~ | 11.0% | 22% | 要確認 | 要確認 | ○ | ○ | 相談可能 | フットワークが軽い事務所で月間600件以上の相談実績。 |
弁護士法人 響事務所 | 弁護士 | 無料 | 1社 55,000円 |
1社 11,000円 |
11.0% | 22% | 330,000円~ | 330,000円~ | ○ | ○ | 相談可能 | 依頼前に借金減額のシミュレーションが行える。 |
中央事務所 | 司法書士 | 無料 | 無料 | 1社49,800円~ | 9.8~26.9% | - | 298,000円 | 349,800円~ | ○ | ○ | 年中無休 | テレビやラジオCMでおなじみの新宿事務所です。全国対応です。 |
板垣法律事務所 | 弁護士 | 無料 | 1社20,000円 | 1社20,000円~ | 11.0% | 22% | 440,000円 | 550,000円~ | ○ | ○ | 年中無休 | 土日夜間も相談可能。取り立て即日ストップ。 |
用語解説と補足事項
事務所名 | 弁護士、司法書士の事務所名を記載します。司法書士の事務所の場合、多くが法務事務所や司法書士法人となっています。弁護士が所属する事務所は法律事務所となります。 |
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種別 | 弁護士または司法書士かを記載します。債務整理全般においてどちらでも基本的な業務内容は変わりません。借り入れ総額が多ければ弁護士に依頼しなければならないなど一定の条件はあります。 |
相談料 | 初期費用でかかる費用、相談料を記載します。近年は電話相談など着手前の最初の相談は無料のところが多くなっています。債務整理特有の現象で、他の法律相談の場合は相談料で1時間あたり何千円とかかる場合がほとんどです。 |
着手金 | 任意整理等を開始する初回の費用です。着手金が発生した後に実際に取り立て停止などの手続き、事務所として動くことになります。 |
基本報酬 | 通常、任意整理における費用です。定額または債権者1件あたりに必要な費用になります。ほとんどの事務所で債権者の数によって変動することが多いです。 |
減額報酬 | 任意整理で減額交渉できた額に対して発生する費用です。減額できた金額あたり何パーセントかを弁護士・司法書士に支払うのが一般的です。減額に至らなかったような場合は基本報酬のみとなります。だいたいの事務所で10%程度としているところが多いです。 |
過払い報酬 | 過払い金の返還請求によって取り戻せた金額に対して何パーセントかを支払う報酬になります。ほとんどの事務所で20%が設定されています。一部、かなり安くしている事務所もありますのでチェックしてみてください。 |
自己破産 | 自己破産にかかる費用になります。裁判所へ代理で赴くことになるので自己破産にかかる費用に加えて実費で予納金や印紙代が別途かかります。その他、管財事件のような場合は追加費用がかかることがあります。 |
個人再生 | 個人民事再生における支払う費用を掲載しています。住宅を残すのか残さないのかで支払費用は異なってきます。ここでは最低この程度の費用が発生するということで掲載しています。裁判所へ支払う実費などは別途必要になります。 |
分割払い | 債務整理後の支払、弁護士や司法書士への報酬支払に対して分割払いに対応しているかどうかを○、×で掲載しています。 |
全国対応 | 多くの事務所は全国に支店・店舗は設けていませんが、店舗がない地域でも全国対応しているかを○、×、△で表しています。出張対応している用な場合は○としています。 |
休日対応 | 平日だけでなく土日祝日などの休日でも受付ているかを掲載しています。近年では夜間などでもオペレーターによる自動対応などシステム強化している事務所が増えてきました。いつでも受付はしていますが、実際の相談となると平日や休日の日中帯となることがほとんどです。 |
コメント | 当サイト管理人の私が事務所選びでポイントとなることを簡単に記しています。 |
申し込み数ランキング
※下記は全国対応している弁護士、司法書士事務所です。当サイトからの相談数、申込数順に掲載しています。
サンク総合法律事務所

サンク総合法律事務所の特徴



杉山事務所


杉山事務所の特徴



アヴァンス法務事務所

アヴァンス法務事務所の特徴



東京ロータス法律事務所

東京ロータス法律事務所の特徴



借金減額シミュレーション
借金減額無料診断(天音総合法律事務所)
天音事務所の特徴



目的別に事務所を選ぶ
お金を返すのが難しくなった、多重債務で他の金融機関から借金することを繰り返している、本当に信頼できる弁護士や司法書士はどこか、など借金問題で悩んでいる方で債務整理に不安を感じている方は料金の面や親身な対応をしてくるかなど総合的に考えることが重要です。
以下は目的別に事務所を探せるよう各項目に対してランキング形式で紹介しています。参考にしてみてください。


過払い金返還に強い事務所ランキング
過払い金を満額取り戻したい方
現在キャッシング・カードローンで返済中の方、完済している方で2006年以前から借りている場合は過払い金がある可能性があります。それ以降でも金利がグレーゾーン金利であった場合などは過払い金があり現金が戻ってくる可能性があります。過払い金を”満額”返してもらうよう交渉に強い事務所をランキング化しました。

費用・料金が安い・リーズナブルな弁護士・司法書士事務所
支払報酬を節約したい方
債務整理や自己破産、個人再生にかかる弁護士、司法書士への支払報酬が安い・リーズナブルな料金体系の事務所をランキング化しました。任意整理は着手金や成功報酬等の報酬、自己破産は手続き費用が安い事務所を厳選しています。

土日祝日でも24時間365日、相談可能な事務所ランキング
平日仕事で忙しい方
平日は仕事でどうしても相談が出来ない方は土日や祝日でも、24時間365日相談可能な事務所を検討すると良いと思います。司法書士や弁護士に一度相談してそのまま債務整理の手続きを進めるとなるとどうしても何度か事務所に相談するシーンが出てきます。そのときも平日だけしか連絡できないと困るので土日祝日も相談受付・対応している事務所を選ぶとその後の進行がスムーズです。

女性専用の相談窓口がある事務所ランキング
女性の方で相談が不安の方
キャッシング・カードローンの利用は主婦の方や社会人の女性の方も増えてきています。そんな中、事務所はたいてい男の弁護士です。しかし、女性ならではのお金の悩み、夫に言えない借金の悩みを含めて相談できる女性専用窓口があります。女性のスタッフで受付してくれますので安心して相談することが可能です。


ヤミ金相談可能な事務所ランキング
ヤミ金からの取り立てを止めたい方
違法な金利等で貸付を行うヤミ金業者からの借り入れがある方、執拗な取り立てに困っている方はヤミ金専門の相談窓口がある法律事務所や司法書士事務所に相談すると良いでしょう。通常の任意整理などとは異なり、ヤミ金業者への強い交渉能力が求められます。
債務整理の依頼前に確認するポイント
債務整理は自分で出来る?
そもそも、債務整理は自分で借金してお金を借りたわけですから自分で解決することも可能です。ここで言う解決とは借金を減額の交渉を債権者としたり、返済期間の変更、取り立ての停止、自己破産や個人再生などを言います。
裁判所で出向いて聞きながらやるということでも可能です。ただし、どうしても仕事をしながら裁判所に赴いたり、提出すべき資料をかき集めたり、債権者と連絡を取ったり、行うべき作業の量や時間もかかることが多く、しかも平日に行うこともよくあるので現実的に難しい状況にあります。
とはいえ、自分で債務整理が出来なくはありませんのでやってみる価値は十分にあります。特に自己破産や個人再生の場合は弁護士や司法書士に頼むと事務所の規模にもよりますが20万円~40万円程度、事務所に支払う成果報酬として支払が発生します。任意整理でも借り先の企業(債権者)が多ければ多いほど支払う報酬が多くなります。過払い金についても余分に支払った利息分が戻ってきた金額次第では成功報酬の額が多くなります。
結局、手元に残るのが少なくなることも弁護士や司法書士にお願いするとそのようなことが起きるので極論言えば自分で裁判所に行って手続きを行ったほうが安上がりです。
ですので、手間や時間がかかる点と報酬額の支払などで手元に残る額が少なくなる点を比較考慮して裁判所に行って自分で手続きするか弁護士などの法律事務所や司法書士などの法務事務所にお願いするかを判断する必要があります。
当サイト運営者の私の意見としては、まず自己破産や個人再生の場合は自分で裁判所で手続きをしてみることをおすすめします。借金総額に限らず任意整理で債権者が多いようならば場合は法テラスなどで一旦相談して報酬額の支払を含めて相談してみても良いでしょう。単純に借金総額が多くて返済に困っている場合は借り先(債権者)との減額相談や過払い金の請求のことも考えてリーズナブルで親身な対応を行ってくれる弁護士や司法書士に任意整理をお願いすると良いと思います。
過払い金の請求に関しては2006年の過払い金の返還請求が可能となった判例から2016年で10年経ちますが、最後に借り入れをしてから10年というものなので、まだまだ過払い金の返還請求ができる可能性があります。
過払い金の返還請求は返済完了していても可能
2006年の過去に遡って違法な金利(当時は違法ではなく2つの法律で異なる金利が定められていた)であった場合、過払い金として支払すぎた利息を取り戻す請求ができることになりました。それを機に過払い金の請求が可能となって、サラ金業者などが経営に追い込まれ、法律事務所や司法書士事務所が潤う結果となりました。
2016年で過去10年という節目の期によくテレビCMで「過払い金返還請求は10年間まで」といった内容で放送されていますが、実際には最後に借り入れをしてから10年ということになりますので2006年以降に借り入れを1回でもしていれば過去の過払い金に関しては返還してもらえる可能性が高いので任意整理という大掛かりなものでなくても返還請求は行ったほうが良いでしょう。
過払い金請求を念頭に専門家にお願いするポイント
過払い金の返還請求そのものは自分自身でも行うことが可能です。しかし、手間と時間がかかる点は日常の仕事を行う上で裁判所に通うなど難しいのが現実です。自分自身で行うことは金銭的なメリットはありますので、できるならやったほうが良いです。ただし、何度も裁判所に通うことを念頭に1つずつこなしていかなければなりません。
過払い金の返還請求を自分自身ではなく専門家、つまり、弁護士や司法書士に代理で依頼する場合、金銭的な部分は報酬として支払が発生してしまいますのでその点はデメリットになります。
通常、返還金額の20%程度を支払うのに加え、着手金など数万円必要になりますのでかなり減ることは覚悟したほうが良いでしょう。しかも、ここからが大事なのですが、ほとんどのケースで全額戻ってきません。
裁判所に自分で手続きを行った場合は普通過払い分は全額返還されるよう手続きを行いますが、弁護士や司法書士に依頼すると”示談”ということになり、つまり、このくらい減額して返金しますという交渉結果が伝えられます。100万円過払いがあったとして示談だとたいてい60~90%と言われていますので、小さく見積もると60万円の返還となります。そこからさらに20%の成功報酬が取られますので、12万円+αを支払うことになり、40万円ちょっということになります。
裁判所で自分で手続きをするのに比べて半分以下になることが多くあります。その点は自分で手続きをするときのメリットになりますし、逆に弁護士などに依頼するときのデメリットになります。
一方で弁護士などに依頼するときは過払い金の解決においては迅速な対応が期待できますし、特に示談なら裁判所に依頼するより解決は早いのでその点は弁護士や司法書士に依頼するメリットになるでしょう。
それらメリット・デメリットを踏まえて弁護士や司法書士に依頼しようとなったとき、どう選ぶかですが、示談を中心とした解決方法を主に行う弁護士・司法書士と、裁判を中心に訴訟を念頭に進める事務所もあります。
どちらが良いかという問題になりますが、示談も訴訟もどちらにもメリット・デメリットがあります。示談は解決までの時間が短い点がメリットで過払い金全額が返金されない可能性が高いというのがデメリットです。
逆に裁判による訴訟は示談の裏返しで過払い金全額を返還してもらえる可能性が高いのがメリットですが、解決までに時間がかかるという点がデメリットになります。
どちらも債務整理を行う時点での背景にもよりますので個別に判断する必要があります。
悪徳な弁護士・司法書士に騙されないために
過払い金の問題は過払い金がある方が前提になりますので過払い金があるかないかは弁護士や司法書士に相談する際に確認してもらうか、自分で借りたときの明細で20%を超えるような金利になっていれば過払い金はあると判断すれば良いと思います。
過払い金の問題ではなくそもそも任意整理や自己破産をするという状況になったときにどのように事務所を選べば良いかというのも大きな問題です。
お金に困っている、借金苦になっている状況で冷静な判断ができないというのも正直あると思います。
だからどこでも良いというわけでもありません。世の中には悪い人は弁護士や司法書士の肩書でもいるものです。
示談が成立して過払い金の請求が通りましたといって実は返金額をピンはねしていたり、さらに別の金融業者から借り入れを薦めたりと問題のある悪徳業者は債務整理を考える方にも忍び寄っています。
お金が絡むと人は悪人にもなります。ですので、一つ落ち着いてどこの業者にお願いするべきか考える必要があります。冷静な判断が債務整理でどこの弁護士・司法書士にお願いするか決める段階においても必要です。
判断材料として一つは有名な事務所を選ぶということです。CMをジャンジャン流しているところは金儲け主義と考えても仕方ありませんが、問題が出ればすぐに消費者庁などから改善命令が出ますし、メディアでもすぐに取り上げられます。
もう一つの方法として、相談は無料な事務所が多くなっているので無料相談の段階でいろいろと相談を持ちかけてみることです。そこで個々の事務所のスタッフと話すことでどれだけ親身に対応してくれそうか、自分に合ったペースで債務整理が薦められそうか、信頼できそうかを判断すると良いと思います。
何を重視して弁護士・司法書士を選ぶのか
上記した親身に対応してくれるのか、信頼できるのかという点は最重要ですが、それ以外にも法律事務所、法務事務所を選ぶ上でポイントになることがあります。
事務所を決めるのに判断する材料の一つは料金です。弁護士や司法書士に支払う報酬は様々な段階で支払が発生します。任意整理や過払い金返還に伴う手続きにおいては、着手金、基本報酬、成功報酬、減額報酬、過払い金返還に伴う返還額に伴う割合の報酬などがあります。
自己破産や個人再生、特定調停などではこれらとは別の料金体系となっているところがほとんどです。通常、自己破産などでは20万円~30万円前後となっています。
借金苦に悩まれる方にとって借金の取り立ては心が痛むものですが、債務整理においても結局はお金がかかるものなので厳しいものに違いはありません。
債務整理の場合は借金の問題を解決するので実質払うお金は債務整理を行ったほうが小さくなることがほとんどですが、それでも出て行くお金はあるということでできるだけ安く対応してくれることにこしたことはありません。
当サイトの料金比較表では支払う報酬の項目ごとに弁護士。司法書士別に比較していますのでどこが安くできるのかはある程度分かると思います。それでも自分自身の借金の状態、特に債権者の数によっては支払う料金が異なってきますのである程度机上で計算してどこが安いのか把握したほうが良いと思います。
料金については本当に支払いが厳しいという方は法テラスを利用するのも良いと思います。経済的に厳しい状態にある方はこういった公的機関を使うのも一つの手です。
次に料金とは別に休日対応や全国出張、面談を行ってくれるかというのも比較のポイントです。平日仕事をされている方にとって、休日での対応や全国どこでも対応してもらえる体制にあるかは弁護士や司法書士の事務所の方針に違いがありますが、対応できる会社としての体制は評価できるポイントです。
地域密着で行っているところでも十分良い点といえますが、債務整理は成功実績がものをいうところでもありますので全国に対応していてしっかり実績を出している事務所が良いでしょう。
以上のように様々な点で弁護士や司法書士を選ぶ必要がありますので当サイトの料金比較表を参考に検討していただけると良いと思います。
それでも最初の観点に戻りますが最後は親身に対応してもらえるか、借金の問題について正面から真剣に対応してくれるかが重要です。債務整理は弁護士や司法書士の格好の「儲かるビジネス」になっていますので儲けありきで対応する事務所は要注意です。
債務整理専門の事務所一覧
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2019.12.29 | 東京ロータス法律事務所のインタビュー記事を掲載しました。河原弁護士に任意整理の相談の流れなど、お話を伺ってきました。 名村法律事務所のインタビュー記事を掲載しました。名村弁護士に任意整理の相談の流れなど、お話を伺ってきました。 |
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2018.3.14 | |
2017.10.4 | 大阪市の債務整理ができる法律事務所・司法書士事務所を追加しました |
2017.9.26 | 債務整理(自己破産・任意整理)の費用が安い債務整理おすすめランキングを解説しました 24時間365日、土日祝日でも相談できるおすすめ事務所ランキングを解説しました 東京都23区の法律事務所・司法書士事務所を追加しました |
2017.9.19 | |
2017.5.9 | 板垣法律事務所の特徴や口コミ・評判を解説しました |
2017.4.30 | はたの法務事務所の特徴や口コミ・評判を解説しました |
2017.4.25 | 自己破産をしても借金が帳消しにならない理由を解説しました |
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2017.4.20 | アヴァンス法務事務所の特徴や口コミ・評判を解説しました |
2017.3.14 | 杉山事務所の特徴や口コミ・評判を解説しました |
2017.1.15 | アディーレ法律事務所の特徴や口コミ・評判を解説しました |
2016.12.24 | 任意整理とは?費用や特徴、自己破産・個人再生との違いを解説しました |
2016.12.14 | |
2016.12.7 | 司法書士法人 新宿事務所の特徴や口コミ・評判を解説しました |
2016.10.18 | 当サイト「債務整理おすすめランキング.jp」を公開しました |